思い起こせば小学生の頃、好きな科目は図工と音楽で

中学生になると技術の科目が得意でした

そして高校生となった16歳の時、

「人がこんなにも美しく見えるものがあるんだ!」という

鮮烈な気持ちとともにオートクチュールという服の存在を知ることになります

オートクチュールとは着る人に合わせて仕立てるお洋服で

良質で細かい手仕事など、壮麗な美しさに惹かれていきました

それからというもの服のことが知りたいという好奇心のおもむくままに

朝から晩まで授業中でさえもファッション誌を読んでいるという

オタクな高校生時代を過ごしました

月に一度、販売されるファッション誌にはスポーツウエアから

オートクチュールまで多種多様なお洋服がたくさん載っていて夢中になって見ていました

ファッション誌の各ページをめくるたびに憧れの気持ちが募ると同時に

一体どのような環境で生まれ育てばこのような素晴らしい服がつくれるのだろう?と

デザイナーの出身国や育った環境などの背景も調べていくことになり

高校を卒業する頃には衣服についてかなり詳しくなっていました

現在のようにインターネットは普及していない時代でしたので

情報源はというと本とテレビ番組のファッション通信から得ていました

また、当時読んでいたファッション誌はといいますと

SPUR、FIGARO、ELLE、生意気にも時々VOUGEなどを愛読していました

高校卒業後は服飾専門学校に入学。

服飾専門学校卒業後はヴィンテージショップで6年間働き

いくつかの職を経て現在に至ります

 

「いちふく」

人の気持ちは着ているお洋服で変わるもので

不思議な力があると感じていたことから原点でもある「ふく」を選び

自分の名前の頭文字を取り店名を「いちふく」と名付けました

 

1978年生まれ、大阪府出身

趣味:音楽鑑賞(ソウル、ファンク、ジャズ、ブルース、民族音楽) 古い物、建築