小林一三記念館へ行ってきました

関西圏ではご存じの方は多いと思うのですが

松岡修造さんのひいおじいさま、とお伝えしたほうがわかりやすいかもしれません

小林一三氏は阪急電鉄の創業者で東宝グループ、宝塚歌劇団も創業された方なんです

どちらかといいますと私の嗜好はものづくり・工芸方面ではありますが

演劇も芸術で同業ですし、どのようにして

あのような数々の事業を成されたのか、興味深々でしたし

何より見たかったのは邸宅が文化財になっていることでしたので行ってきました

 

邸宅を見学してみて感じたことは上品で堅固。

維持しなけばならないことをよく考えられてつくられた建物だなと思いました

こちらの建物も昭和12年に竣工されたとのことですが

明治から昭和初期にかけて名のある建築家といわれる方々が設計した建物が

大阪-神戸間であちらこちらで建てられ、

現在では近代建築といわれていますが神戸界隈では

そのような建物を含む文化芸術を阪神モダニズム、ともよばれているんですね

その礎となったのが小林一三氏ではなかろうかと感じたのでありました

 

服飾関係で申しますと阪急百貨店は昔から

いち早く新進気鋭のデザイナーのお洋服や服飾小物を取り扱っていたので

(化粧品もそうでしたよ♪)

阪急百貨店が服飾においても秀でていたのは

芸術を発祥とする創業者理念があるからかもしれない、と思いました

 

訪れた時はちょうど桜が満開で風も吹いていたので

桜吹雪を何度も浴びることができて幸せいっぱいの一日でした

門前手前の桜も満開でとっても綺麗だったのですが

写真、上手く撮れているでしょうか、、