
大正時代に始まった民藝運動は日本全国各地で行われていましたが
主に拠点となっていたのは東京都、島根県だと思っていました
大阪では三宅忠一さんが中心となり
日本民芸協団という機関を設立なさっていたことは存じ上げませんでした
それもそのはず、
私が民藝に興味を持ち始めたのは約5年ほど前からでして
三宅忠一氏の意志を引き継いだ日本工芸館は平成30年から休館になっていたからです
今回の特別展では大皿がたくさん展示されていたなぁ、という印象でしたが
三宅忠一氏についても各所で解説されていました
民藝は柳宗悦氏が提唱者であることで有名ですが
三宅忠一氏は民藝運動に参加したものの
柳宗悦氏が会長となっている日本民藝協会を去り、
のちに日本民芸協団を設立されたそうで
協会を離れることになったのは価値観の違いなんでしょうか、
工芸を想う気持ちは同じだったと思いますが、、難しかったのですね
先ほども述べましたように、
特別展では大皿がたくさんあったとお伝えいたしましたが
直径約80cmほどのお皿でしたので
これほどに大きい器をつくるのは大変だろうと想像はできるものの
パッと見てもじっくり見てもなんといいますか、迫りくるものがすごいんです
一球入魂ならぬ一器入魂、のような大迫力。
良いものをつくりたい!というような感情が伝わってくるような器の数々でした
大阪にある日本工芸館は現在建て替え工事中、
とのことでリニューアルオープンが楽しみです♪